メール配信システムおすすめ30選!比較や選び方を徹底解説【2024年版】
メール配信システムの導入を検討しているけれども「たくさん種類があってどの基準で比較すればよいのかわからない」「そもそもメール配信システムと普段使っているメールソフトはなにが違うの?」と不明点がいくつもあるかたは多いのではないでしょうか。
この記事ではそうした疑問を解消できるだけでなく、選び方のポイントからメリット、デメリット、更にはおすすめのメール配信システムを無料・有料あわせて30個ご紹介します。
それではさっそくメール配信システムとは何か?について解説していきます。
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目次
- 1 メール配信システムとは?
- 2 メール配信システムおすすめ30選
- 2.1 blastmail(ブラストメール)
- 2.2 オートビズ
- 2.3 める配くん
- 2.4 配配メール
- 2.5 Mailsales
- 2.6 Cuenote FC(キューノートエフシー)
- 2.7 Benchmark Email (ベンチマークイーメール)
- 2.8 MailPublisher
- 2.9 WILLMail
- 2.10 エキスパ
- 2.11 さぶみっと!メール配信
- 2.12 SendGrid
- 2.13 MyASP(マイスピー)
- 2.14 コンビーズメールプラス(Combz Mail PLUS)
- 2.15 楽メ(RAKUME)
- 2.16 モバイル・メール・システム
- 2.17 FlexMail(フレックスメール )
- 2.18 SRメール
- 2.19 HyperMail(ハイパーメール)
- 2.20 PaletteCMS
- 2.21 メールメンバーズ
- 2.22 オレンジメール
- 2.23 まぐまぐ!
- 2.24 ワンステップメール
- 2.25 acmailer(エーシーメーラー)
- 2.26 メールdeコネクト
- 2.27 HubSpot CRM
- 2.28 Zoho Campaigns
- 2.29 sendinblue
- 2.30 お名前.com メールマーケティング
- 3 メールソフトとメール配信システムとの違い
- 4 メール配信システム選び方のポイント
- 5 メール配信システムのメリットとデメリット
- 6 メール配信システムおすすめ30選!:まとめ
メール配信システムとは?
メールを大量配信することに特化したシステムです。メルマガのように多くのユーザーが登録しているメールアドレスに対して、メール本文に宛名の挿入や配信時間の指定といった、便利な機能が数多く備わっているのもメール配信システムの特徴の一つです。
メール配信システムには主に3つの種類があるので以下の項目でそれぞれ解説します。
クラウド型
自社サーバーから配信する仕組みがない場合におすすめなのがクラウド型のメール配信システムです。インターネット上でメール配信システムのサービスを提供している企業のアプリやサーバーを利用してメール配信をする仕組みです。
サービスを利用する形になるので、月額いくらといったサブスクリプション契約でシステムを使用する場合がほとんどになります。
自社でメール配信をするためのサーバーやアプリを構築する手間が省けるといったメリットがあるため、現在のメール配信システムの主流はこのクラウド型になります。
オンプレミス型
自社で配信サーバーやアプリを用意してメール配信システムを構築するやり方です。自社で構築するぶん応用性の高いメール配信システムにできるのと、クラウド型のように他社(外部)へ配信先の個人情報を提供せずに済むためセキュリティ面でのメリットもあります。
一方、構築するための初期費用や構築後もメール配信システムを運用していくための運用コストがかかるというデメリットがあります。
パッケージ型
買い切り型でパソコンかCGIでサーバーに設置するやり方でメール配信する方法です。買い切り型のため、一度購入してしまえば運用コストがかからないのでトータル的なコストで考えたとしても費用を抑えられるというメリットがあります。
ただし、配信システムというよりは、普段使っているメールソフトがパワーアップしたという程度のレベルが多く、メールの配信自体はインストールしたパソコンやサーバーからおこないます。そのため、配信のパフォーマンス(到達率や送信時間など)は配信するパソコンやサーバーの性能に左右されてしまいます。
社内でのセキュリティ要件が厳しく、外部へ個人情報を提供できないけれども自社でメール配信システムを構築するほどの費用や知見がないという場合はパッケージ型がおすすめです。
メール配信システムおすすめ30選
この項目では有料、無料問わずメール配信システムを30種類紹介しています。各メール配信システムの特徴とサイトへのURLを記載しているので、気になるメール配信システムがあればURLをクリックして更に詳細を確認してみてください。
blastmail(ブラストメール)
料金:3,000円~/月
登録アドレス数によって価格が変更になるメール配信システムです。最安価格は登録アドレス数3,000件から月額費用3,000円となり、50,001件以上の登録アドレス数を超える場合は大規模配信プランとして別途見積が必要になります。
初回のお支払いは日割り支払いにも対応しており、7日間の無料お試し期間もあるため一度使ってみて使用感を試してみるのもよいでしょう。
ただし、無料お試しをする場合は事前のお申し込みが必要になります。
オートビズ
料金:1,980円~/月
メールマーケティングシステムの老舗として15,000社以上の導入実績があるメール配信システムです。
わからないことがあればすぐに電話で聞ける充実した電話サポートも非常に魅力です。その他、ユーザー限定のFacebookグループであったり、不定期でユーザー交流会も開催されています。
メール配信システムでは重要な要素になる、配信したメールの到達率に関してもスパム扱いされないためのアルゴリズムを研究し配信システムの構築をおこなっている部分は評価ポイントになります。
める配くん
料金:0円~
業界最安クラスの簡単メール配信システムです。フリープランでは登録できるアドレス数や月間配信数に制限はあるものの、初期費用や月額費用も全て無料で使用することができます。
フリープランも含めると9つのプランが用意されており、年間プランの場合は有料プランが10%OFFでお得になります。
サイト内で「プラン診断」と「料金シミュレーター」があるので、どのプランにして料金はいくらなのか?といった点が非常にわかりやすくなっています。
配配メール
料金:初期費用と月額費用が必要になります。
プランは4パターンあり、プランによって料金が異なってきます。料金表を知りたい場合はサイト内のフォームからお申し込み申請する必要があります。
無料トライアルも用意されていますが、料金表と同様にサイト内のフォームからお申し込みが必要になります。
業種や規模問わずに10年以上安定したサービスを提供し、導入実績も約9,000社あるので信頼性の高いメール配信システムです。
Mailsales
料金:0円~
事前に無料トライアルのお申し込みは必要になりますが、期限の縛りなく無料トライアルを使用することができます。
無料トライアルの場合でもHTMLメール作成から配信、レポート機能といった基本的な機能が使用できるのは魅力的なメール配信システムです。
また、料金プランのページではアドレス件数に応じて月額と年額の費用、最適なプランをシミュレーションできるようになっているので、現在の状況に応じてどのプランが最適なのかが把握しやすくなっています。
Cuenote FC(キューノートエフシー)
料金:5,000円~/月 ※クラウド型の場合
クラウド型とオンプレミス型によって料金が異なるメール配信システムです。クラウド型を選んだ場合は月額費用と合わせて、初期費用も発生します。プランごとの料金設計というよりは、メールアドレスの数に応じて料金体系が細かく設定されています。
また、オンプレミス型に関してはお問い合わせをして料金を見積もってもらう流れになります。
事前のお申し込みで無料トライアルを使用することもできるので、使い勝手を確認してみるのもよいでしょう。
Benchmark Email (ベンチマークイーメール)
料金:0円~
無料トライアルにお申し込みすることで、月に250通まで無料でメール配信をすることができるメール配信システムです。
有料プランであっても月に1,530円~とリーズナブルな価格で使用することができます。また、登録からメール配信までわずか15分で完了できるという簡単さも兼ね備えています。
世界50万社で採用されているメール配信システムでもあり、メルマガ用のデザインテンプレートは500種類以上あります。無料で試すこともできるので、希望にあったデザインがあるか探してみるのもよいでしょう。
https://www.benchmarkemail.com/jp
MailPublisher
料金:25,000円/月~
月間60億通を超えるメール配信や4,100万通/時といった大量の配信実績を誇るメール配信システムです。
このメール配信システムの強みは高速で大量のメールを配信できるという部分ですが、サイト自体はわかりづらいため、まずは資料請求やお問い合わせをしてみるとよいでしょう。
https://emberpoint.com/mailpublisher/
WILLMail
料金:10,000円〜/月
初期費用不要で1か月単位で契約可能なメール配信システムです。様々な賞を受賞したり1位を獲得しているという実績があり、HTMLメールもドラッグ&ドロップで作成することができるので非常に便利です。
更にグラフやヒートマップで配信結果を比較分析することができるので、配信後の分析を効果的にしていきたいという方にもおすすめのメール配信システムです。
14日間使える無料トライアルもあるので、操作を試してみるのもよいでしょう。
エキスパ
料金:3,800円~/月
「メルマガ」「 LINE」「ショートメール」の配信を一つのツールで対応できるメール配信システムです。
開発者の七里信一氏は45万リストのメルマガ歴15年の実績から「届かない」や「読まれない」といった部分の改善に非常に力を入れて改善を繰り返しながらメール配信システムを運営しています。
4種類のプランがあり、どのプランであっても返金条件が一切不要で30日間返金保証がついており、それだけシステムに自信があるからだと考えられます。
さぶみっと!メール配信
料金:990円~/月
初期費用無料ではじめることのできるメール配信システムです。ただし、無料トライアルの14日間終了後は有料プランとして月額費用が発生するので注意が必要です。
とは言え、プランも無料トライアルを含めて10種類あり、一番価格が低いプランでも990円~/月で使用することができるので、コストを抑えたい方にとっては有力候補になるメール配信システムです。
配信予約ができるだけでなく、過去に配信したメールマガジンのバックナンバーを公開する機能もついており、充実した機能を取り揃えています。
SendGrid
料金:0円~
フリープランでは月に12,000通迄メール配信することが可能です。フリープラン以外ではEssentialsプランとProプランがあり、Essentialsプランでは2パターン、Proプランでは5パターンと料金体系が細分化されています。
最安値で1通0.056円で配信することができるので、大量にメール配信を想定している場合はおすすめのメール配信システムです。
メルカリ、チャットワーク、クラウドワークス、ランサーズといった会員数が多くいるIT企業にも導入実績があります。
MyASP(マイスピー)
料金:3,300円~/月
メルマガ配信、ステップメール配信だけでなく、登録フォーム、顧客管理、カード決済連動、アフィリエイトセンター管理、会員サイト構築といった様々な機能をオールインワンで管理できるメール配信システムです。
上記で紹介した機能以外にも様々な機能を備えており、とにかく色々な機能を使うことができるので、一度サイトの「機能紹介」のページを確認するだけでも非常に参考になるでしょう。
コンビーズメールプラス(Combz Mail PLUS)
料金:0円~/30日間
大量で高速にメールの配信ができるメール配信システムです。30日間の無料トライアルプランを含め5つのプランがあります。
その中の「カスタマイズプラン for ビギナー」と最上級プランである「カスタマイズプラン for エキスパート」は、ユーザーの使用状況に合わせてお得なプランをカスタマイズしてくれる内容となっています。
楽メ(RAKUME)
料金:2,200円~/月
学校や店舗向けのメール配信システムです。他のメール配信システムとは異なった特徴として、風邪による生徒の欠席連絡であったり、遅刻管理、校外活動中の連絡といったユニークな機能も備わっています。
学校向けのご提案書であったり、導入時の説明に使用できるPDFファイルがサイト内から無料ダウンロードできるため導入前の社内提案にも有効活用することが可能です。
モバイル・メール・システム
料金:3,500円~/月
どのプランの利用であっても初期費用3,000円(税別)が発生するメール配信システムです。無料トライアルのプランはなく、全部で4つのプランがあります。
契約期間フリーで契約するか、1年契約で契約するかによっても月額の費用が異なってくるため、導入時には今後の運用を考え期間を選定するとよいでしょう。
特徴としては、オプションサービスとなりますが端末にかざすだけでメールアドレスを収集できる端末が用意されているため、イベント会場などでメールアドレスを収集する際には有効的なメール配信システムになるでしょう。
FlexMail(フレックスメール )
料金:2,000円~/月
定額で配信数無制限のメール配信システムです。初期費用は全てのプランで¥5,000(税抜)が発生しますが、7日間の無料プランがあり、無料プランを含めても7つのプランが会員数に応じて細分化されています。
24時間365日のサポートも充実しているため、パソコンなどに慣れていない方でも安心して利用することができます。そもそも、パソコンを持っていない方でもスマートフォンからメール配信をおこなうこともできるので、初心者にはおすすめのメール配信システムです。
SRメール
料金:5,000円~/月
様々な場面での利用を想定して作られたクラウド型のメール配信システムです。無料お試し期間も用意されているのですが、詳細の記載がサイト内にないためメールか電話でお問い合わせをする必要があります。
初期費用はどのプランでも一律15,000円となり、登録アドレス数に応じて月額費用が異なる4つのプランが用意されています。
企業だけでなく、教育機関や自治体、飲食店での導入といったあらゆる場面で活用できるメール配信システムです。
HyperMail(ハイパーメール)
料金:2,200円~/月
インストールや各種設定が不要で、簡単な操作だけでも大量のメールを高速で配信できるメール配信サービスです。
機能制限なしで7日間の無料お試し期間があるのと、その他4つのプランが用意されています。契約期間が3ヶ月と12ヶ月の2パターンあり、契約期間によって初期費用が異なってきます。
サイト内から管理画面のデモを見ることができるので、無料お試し期間の前に使用するイメージを掴むことが可能です。
PaletteCMS
料金:90,000円~/月
顧客管理に強いメール配信システムです。料金だけをみると他のメール配信システムより割高に感じてしまいますが、顧客管理機能やコンテンツ配信機能も充実しているので顧客のロイヤリティ向上にも活用することが可能です。
無料トライアルの期間はありませんが、代わりにデモサイトが用意されているためデモサイトで詳しく詳細を確認することができます。ただし、デモサイトを使用するには事前にデモサイトの申請をする必要があるので、少し手間を感じてしまうかもしれません。
https://palettecms.jp/lp/mail01/
メールメンバーズ
料金:6,800円~/月
ポイント、メール販促、顧客管理を一元化できるメール配信システムです。
料金は3つのコースから選択することができ、コースによって初期費用と月額費用の金額が異なります。サイト内の情報がわかりづらいため、導入を検討している方は先に電話かメールフォームからお問い合わせをしてしまったほうがスムーズかもしれません。
集客やリピーター作りに役立つ機能が多く備わっており、導入事例も複数紹介されているので参考にしてみるとよいでしょう。
オレンジメール
料金:2,480円~/月
初めての使用でも、誰でも簡単に使える機能が揃ったメール配信システムです。導入からわずか10分で配信可能でわからないことがあっても解決につながるユーザーサポートが充実しています。
ビジネス版とエンタープライズ版にプランがわかれており、それぞれで初期費用が異なります。ビジネス版は更に3つのプランにわかれており、30日間の無料期間も用意されています。
更に個人やサークル向けに半年間無料で利用できるプランもあるため、そうした需要があるかたは一度試してみるのもよいでしょう。
https://mail.orange-cloud7.net/
まぐまぐ!
料金:0円~
約2万人の専門家・有名人・研究者が発信をおこなうメルマガに強みのあるメール配信システムです。
1997年からメルマガプラットフォームのパイオニアとして簡単で確実にメールマガジンを配信できる仕組みを提供しており、1ヶ月で約3億通のメルマガ配信をおこなっています。
メルマガは無料に限らず、有料メルマガを配信することも可能なので、発行者が決めた月額購読料でメルマガを販売することもできます。
ワンステップメール
料金:0円~
発行者様も読者も基本的に全てのサービスを無料で利用できるメール配信システムです。
無料で利用できるにも関わらず、ステップメールの配信機能もついており現在のところ配信数に制限を設けていないため、非常に太っ腹なメール配信システムです。
その他、HTML形式のメールも送信可能で、解除リンクの自動挿入や登録された読者情報のCSVダウンロードも可能です。
無料で使用できる為、メール配信システムをはじめて使う場合におすすめのサービスとなります。
acmailer(エーシーメーラー)
料金:0円~
無料で使えるCGIタイプのメール配信システムです。CGIはウェブサーバ上でプログラムを動作させるための仕組みで、PC版のソフトではない為、自由自在に使用することが可能です。
インストールも非常に簡単で、ダウンロードボタンをクリックするとインストーラーCGIのダウンロードが始まり、インストーラーCGIを任意のサーバーに設置すれば、あとはクリックするだけでacmailerが自動インストールされます。
無料ではありながらメルマガ配信に必要な機能を複数完備しています。
メールdeコネクト
料金:0円~
初期費用や月額費用が無料で使用できるメール配信システムです。メール配信システムがはじめての方でも使いやすいように動画マニュアルが用意されているため、操作方法など動画を確認しながら設定をすることができます。
ユーザーのサポートはマニュアルだけでなくメール配信システムの開発に携わった技術者が直接サポート対応をしてくれるため安心してサービスを利用することが可能です。
https://www.mailde-connect.com/
HubSpot CRM
料金:0円~
CRM(顧客関係管理)ソフトウェアとしての要素が強いメール配信システムです。無料で使用することも可能で、メールのトラッキングやエンゲージメント通知、テンプレート作成、スケジュール設定も可能です。
ある程度、IT系のツールに慣れているかたにはおすすめできますが、初めてツールを使用するかたにとっては少しハードルが高く感じる可能性があります。
https://www.hubspot.jp/products/crm
Zoho Campaigns
料金:0円~
メルマガ配信・一斉メール配信をシンプルに低コストで行えるメール配信システムです。
無料プランも用意されていますが、その他の有料プランは14日間の無料お試し期間があります。有料プランの場合は月間契約と年間契約で月々の支払い金額が異なるので、長期的な使用を検討している場合は年間契約をおすすめします。
テクニカルサポートはあるものの、有料プランの場合は日本語サポートに対応していますが、無料プランの場合は英語対応のメールでやり取りをする流れになります。
https://www.zoho.com/jp/campaigns/
sendinblue
料金:0円~
海外の企業が運営しているメール配信システムです。無料で使用できるプランとその他3つの有料プランが用意されています。有料プランは価格のページで毎月送信するメールの量を選択することで月額の費用が変更になります。
一番最上級のプランでは別途見積もりが必要になるため、英語力に自信がない場合は国産のメール配信システムを使うことをおすすめします。
https://www.sendinblue.com/features/email-marketing/
お名前.com メールマーケティング
料金:896円~/月
GMOが運営するお名前.comのメール配信システムです。5つのプランが用意されていて、無料トライアル期間は用意されておりません。
全プランの配信数は無制限で月間2.5億通の配信実績がある配信エンジンを採用しており、確実で安全な大量メール配信が可能です。
ヘルプサポートも充実しているため、初期設定などに不安がある方にはおすすめのメール配信システムです。
https://www.onamae-server.com/mm/
メールソフトとメール配信システムとの違い
メールソフトとメール配信システムの違いは主に以下の2点になります。
- 配信するメールの数が多いか少ないか
- 配信が送信専用か送受信可能か
基本的には配信するメールの数が多く、配信が送信専用の場合はメール配信システムを使用し、配信するメールの数が少なく送受信が必要な場合はメールソフトを使用します。
普段のシーンで考えると、メルマガといったような配信先が多い場合はメール配信システム、取引先とのメールのやり取りといった少ない送信先の場合はメールソフト、といったイメージになります。
メールソフトでメルマガのように大量の配信先にメールを一斉送信することも物理的には可能ですが、スパムメール扱いされてしまい配信先のメールボックスにすら入らない可能性があるのであまりおすすめしません。
逆にこうしたケースはほぼないかと思われますが、取引先とのメールのやり取りに送信専用のメール配信システムを使いメールを送信し、取引先から返信してもらう場合は別の送受信可能なメールアドレスに返信してもらうといったやり方も控えた方がよいでしょう。
メール配信システム選び方のポイント
メール配信システムを選ぶ際は、どんなポイントを意識すればよいのでしょうか?実はメール配信システムを選ぶポイントにはたくさんの視点があります。
メール配信システムの選定を悩む要因の一つにはメール配信システムの種類が多いというだけでなく、どのポイントを抑えてメール配信システムを選べば良いのだろうといった部分が明確になっていないからという理由もあります。
この項目ではその辺りのポイントを10個の視点からしっかりと解説していきます。
配信の目的を明確にする
まず大前提としてメール配信をする目的を明確にしておきましょう。「メールソフトとメール配信システムとの違い」の項目でも触れていますが、取引先やお客様などの少人数の宛先とメールでやり取りする場合は、わざわざメール配信システムを使ってメールを配信する必要はありません。
また「既存の会員に向けたメルマガを配信したい」といった場合に既存会員が1万人いるのに対して、1,000人(アドレス)までしか配信できないメール配信システムを選んでしまったら、本来の目的を達成することができなくなります。
そのため、目的達成のためにやりたいことに対して、選定したメール配信システムでは対応可能か?といった部分はしっかりと見極める必要があります。
システム利用料
メール配信システムには無料で使えるものもありますし、有料でないと使えないものもあります。無料の場合でも〇日間迄は無料だけれども、無料期間を過ぎると有料になるメール配信システムもあります。
逆に有料のメール配信システムでも月々のランニングコストは安いけれども導入する際のイニシャルコストが高いといった様々なパターンがあります。
また、配信先が100人程度に対して100万人に配信できる高額のメール配信システムを導入してもコストパフォーマンスが悪くなってしまいます。
配信する規模や、使用する機能を踏まえてコストパフォーマンスが見合うメール配信システムを選択するとよいでしょう。
配信後のメール到達率
メール到達率はメール配信システムにとって非常に重要なポイントになります。大量にメールを配信する場合はメールソフトよりも到達率はあがるとは言え、どうしても配信先に100%メールが到達できない場合があります。
メールを配信するという事は何かしらの伝えたい内容がある状況だと思うので、できる限り到達率の高いメール配信システムを選びたいものです。特に配信先が多ければ多いほど到達率が数パーセント違うだけでも、メールが届かない人が多く出てくるのでメール配信システムの到達率は意識しておきましょう。
メール配信システム側でも到達率の実績や、到達率をあげる為の色々な対策をアピールしているので、そういった部分にも注目してみるとよいでしょう。
配信後の効果測定
メールの配信後は「到達率」「開封率」「クリック率(メール内URLやテキストリンク)」をしっかり確認できるメール配信システムをおすすめします。
到達率に関しては前述しましたが、開封率やクリック率に関してはメルマガなどを配信している場合、配信する曜日や時間によっても開封率が高い曜日や時間、逆に開封率が低い曜日や時間といった傾向を把握することができます。
また、メール内のURLやテキストリンクのクリック率を分析することで、配信先のユーザーがどんな内容に興味があって、どんな需要があるのかなどを把握することができるので配信するメールの内容をブラッシュアップする判断材料になります。
デザイン面
メルマガの配信形式には主に「テキスト形式」と「HTML形式」の2パターンがあります。テキスト形式というのは名称の通り、テキストのみで配信するメール方式になるので、デザイン面でこだわりたい場合はHTML形式にも対応しているメール配信システムを選ぶとよいでしょう。
デザイン性が高いというだけでもメールの成果が異なってくる場合もあるので、配信先の数はそこまで多くはないけれど、成約にはしっかりと繋げたいという場合はデザイン面がしっかりと対応可能なメール配信システムをおすすめします。
ただし、HTML形式でメールを作成する場合は必要最低限のHTML知識が必要になりますので、ご注意ください。
配信方法
以下4つについての配信方法が機能として備わっているか予め確認しておくとよいでしょう。
- 一斉配信
- ターゲティング配信
- ステップメール配信
- スケジュール指定配信
1つめの一斉配信についてですが、ほとんどのメール配信システムに備わっている配信方法です。ただし、一斉配信出来る配信数に制限があったり、プランによって配信数が変わってくるという場合が多いので、一斉配信の有無だけでなくどれくらいの配信が可能なのかについても確認してみてください。
次のターゲティング配信は配信リストから特定の条件を設定して配信を行う方法です。例えば、3ヶ月以上サービスの利用がない方にメール配信を行うなど、ターゲットに合わせた配信をおこなうことができます。
ステップメール配信は事前に設定したスケジュールにあわせて配信がおこなえる配信方法です。メルマガ登録の翌日17時に最初の配信を行い、3日後の20時に2通目の配信を行い、1週間後の20時に3通目の配信を行うといった、配信するスケジュールのシナリオ設計をすることが可能です。
最後のスケジュール指定配信は、名称の通りスケジュールを指定して配信する方法です。先ほどのステップメール配信と似ている部分もあるのですが、大きな違いとしては複数回の配信シナリオを設定するのではなく、単発の配信に対してスケジュールを指定して配信するというイメージになります。
例として、毎週月曜日にメルマガを配信している企業Aという土日祝日が休みの企業があるとしましょう。月曜日が祝日の場合は会社は休みですが、メルマガの配信はおこなう必要があります。そういった際にスケジュールの指定配信ができるメール配信システムであれば、事前に配信するスケジュールを登録しておくことによって、わざわざメルマガ配信の為だけに休日出勤をするといったことを回避することができます。ゴールデンウイークやお盆、年末年始といった長期連休の場合も同様に応用することができるので、定期的な配信スケジュールが決まっている企業などには便利な配信方法になります。
配信できるメールの数
「配信方法」でも触れましたが、配信できるメールの数が制限されている場合もある為、配信できるメールの数は注意しておきましょう。
その際、参考として配信できるメールの数は1回〇通迄なのか、1日〇通迄なのかといったように細かく確認しておくとよいでしょう。
ステップメール配信やスケジュール指定配信に関しても同様で、ステップメール配信は何ステップまでメール配信の設定ができるのかや、設定したシナリオは何パターン作ることができるのかという部分も気にしておく必要があります。
スケジュール指定配信に関しても何日先迄の期間であれば配信スケジュールの登録ができるのかや、スケジュール指定配信の登録数に制限はないのかといった部分も確認しておくことをおすすめします。
登録・解除機能
メルマガ配信をしたいかたにとってはメール配信の登録と解除機能はマストで備わっていて欲しい機能です。
特定電子メール法の定めでメール本文内にメルマガ解除の方法を記載することは必須になるので、記載した部分からテキストリンクでそのまま解除できる機能が備わっているメール配信システムもあります。
いずれにせよ、登録や解除のしやすさはユーザーの企業に対する好感度にも繋がってくるので、登録や解除の動作に関しては実際に自身でも試してみるとよいでしょう。
他機能との連携
メール配信システムを他ツールと連携させることでより便利に活用することができます。ECサイトなどと連携させれば、購入時に登録したメールアドレスを使用してメール配信をおこなうことができます。
ただし、メルマガ等を配信する場合はメールアドレス取得時に取得した情報の利用目的などをきちんと明記し、承諾を得た配信先に送るようにしましょう。
その他、名刺管理システムなどと連携させれば新サービスが出た際などに取引先に一斉にメールを配信するといった使い方も可能です。
導入事例
メール配信システムのサイトには導入事例が記載されているケースもあります。そうした導入事例を参考にすることで、自社で実現したいことがそのメール配信システムを使うことで対応可能なのかといった判断に繋げやすくなります。
特に自社と同じサービスや商品を展開している企業の導入事例を確認することで、よりよい活用方法を発見することができる可能性もあります。
メール配信システムのメリットとデメリット
メリット
メール配信システムの一番のメリットはメール関連業務の生産性向上です。全く同じ内容を100人に配信する場合、メールソフトを使って一人一人に配信するのとメール配信ソフトを使って一気に送信するのでは業務効率が全然異なってきます。
もちろん、メールソフトを使って複数人に送ることも可能ではあるのですが、スパムメール判定されてきちんとメールが届かなかったり、送信先のメールアドレスがわかるCCを使って誤送信してしまうといったセキュリティ面でのリスクもメール配信システムでは回避することが可能です。
更に配信したメールの効果測定をおこなうこともできるので、自社のマーケティング活動にも活かすことができるのもメール配信システムのメリットになるでしょう。
デメリット
デメリットという程ではありませんが、宛先を指定してメールを配信するというメールソフトよりもメール配信システムの場合は、メールを配信するにあたっていくつかの工程が発生するといった手間がかかるデメリットがあります。
いくつかの工程が発生する理由としては、配信先リストの選定であったり、配信時間の設定、テスト配信の受信といった誤配信を防ぐための工程に対応する必要があるからです。
そのため、配信数が数十名程度の場合はメール配信システムを使うメリットを感じにくい場合もあるでしょう。
メール配信システムおすすめ30選!:まとめ
メール配信システムと一言にいっても、複数の種類があり、選び方のポイントも多岐にわたります。
メール配信システムを導入してどういったことがしたいのか?配信対象者の規模はどれくらいになるのか?といった細かい点まで予め決めておくことで、選定するメール配信システムの見極めもしやすくなります。
注意すべき点としては、コストを抑えるために、とにかく価格が安いメール配信システムを選んでしまうことです。
無料で使用できるメール配信システムでも指定された期間だけ無料であったり、配信数や登録者数に制限がある場合もあるので、無料の場合は無料なりの理由を確認しておくとよいでしょう。
また、サイト内のお申し込み導線がしっかりしているメール配信システムの場合、一度もお問い合わせをせずに使用を開始することができるかもしれませんが、使用後にトラブルが発生した際、すぐにシステム提供先と連絡が取れるかがわからないため、意図的に一度お問い合わせをしておくのも一つのポイントです。
メール配信は一時的な運用というよりは、長期的な運用になる可能性があるので、しっかりと吟味して最適なシステムを選ぶことをおすすめします。
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