EasyMail におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について
2023年1月27日
弊社が提供する EasyMail にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在した為、改善いたしました。
ユーザーの皆様にはお手数をおかけしますが、必要に応じてご対応をお願いいたします。
該当のシステム:
EasyMail 2.00.130 およびそれ以前のバージョン
想定される影響:
当該製品を使用しているサイトにアクセスしたユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対応方法:
ご利用中のバージョンによって対応方法が異なります。バージョンと注意事項をご確認の上、下記の手順に従ってご対応ください。
□2.00.110以降のバージョンをご使用のユーザー様 → 修正方法1: 修正用の差分ファイルを利用して反映(Hotfixパッチ)
□2.00.109以前のバージョンをご使用のユーザー様 → 修正方法2:修正差分を確認して適宜反映
※2.00.110以降のバージョンでもカスタマイズしていたり、正常に動作しない場合は、 バックアップしたファイルから修正方法2をお試しください。
修正方法1: 修正用の差分ファイルを利用して反映(Hotfixパッチ)
以下の手順に従って、修正ファイルの反映をお願いいたします。
1.修正ファイルのダウンロード
修正版のダウンロードはこちら
2.EasyMailファイルのフルバックアップ
3.修正ファイルの反映
手順1でダウンロードしたファイルを、上書き更新してください。該当のファイルは以下の通りです。
em_laravel/resources/views/admin/history/list_in_form.blade.php
4.キャッシュの削除
手順3にてbladeファイルの更新を行っているため、bladeのキャッシュの削除が必要となります。
該当するディレクトリ内のファイル(例:00a34ad9dcbe8595cd64304ef0a8518302c470cb.php)を削除してください。
該当ディレクトリは以下の通りです。
em_laravel/storage/framework/views/***.php
5.動作確認
ログインし、基本操作が正常に行えることをご確認ください。
修正方法2:修正差分を確認して適宜反映
下記のコード差分を参照していただき、対象となる箇所を変更してください。
1.修正差分の反映
対象ファイル:em_laravel/resources/views/admin/history/list_in_form.blade.php
対象箇所:69行目付近
修正前:{!! nl2br($content_row->value) !!}
↓
修正後:{{ nl2br($content_row->value) }}
2.キャッシュの削除
手順1にてbladeファイルの更新を行っているため、bladeのキャッシュの削除が必要となります。
該当するディレクトリ内のファイル(例:00a34ad9dcbe8595cd64304ef0a8518302c470cb.php)を削除してください。
該当ディレクトリは以下の通りです。
em_laravel/storage/framework/views/***.php
注意事項
-あらかじめファイル全体のバックアップを行ってください。
-本体のカスタマイズをしている場合、修正箇所の差分をご確認のうえ反映をお願いします。
-開発環境がある場合は、開発環境での反映・動作確認を行った後に、本番環境への反映をおすすめします。
ご不明な点がございましたら、フォーラムの質問掲示板より投稿をお願いします。又、詳細につきましては、こちらからご確認いただけます。